【10年ぶりのキャンプ再開までの出来事】〜【古法華自然公園キャンプ場】でのデイキャンプまで

キャンプの経歴

 近年、ソロキャンプブームですね。ご多分に漏れず私もブームに乗っかった1人で•••す。と、言いたいところですが、そもそもは流行り事は嫌いだし、ソロキャンプ???怖がりには絶対に無理!!!と、思っていたのに、ひょんな事からキャンプを再開して、『ソロキャンプは何でも自分のペースで出来る』の自由さとカッコ良さに惑わされ、行きたい気持ちMAXで挑戦してみました!!

 幼い頃から高校生ぐらいまで、夏休みの旅行がキャンプでした。家族でキャンプへ行き、海水浴や川遊び、温泉にも入る。夏休みの一大イベントでした。大人になって一時中断してましたが、兄夫婦と両親のキャンプに時々、顔を出したり、姉一家と一緒にキャンプしたり、と付かず離れずキャンプへ行ってました。

 しかし、10年程前に突風でテントが壊れてしまい、サラリーマンも中堅で宿に泊まる余裕も出来たりと、タイミング的にキャンプから離れていました。

キャンプの再開

 そんな折に見たのがアニメ〈ゆるキャン〉でした。女子高生が1人自転車に乗ってキャンプへ行く。怖がりの私には信じられない行為ですし、怖がりうんぬん以前に危険な行為だなと当時は思っていました。「ま、アニメの世界だから成り立つんだよね。」と、思っていましたが、近年、You Tubeでは女子ソロキャンプもどんどん増えていて、こ、これは!?と思いましたが「どうやら他にも、どなたかいらっしゃる様だし」完全にソロキャンプしている女性など、ほんの僅かしか居ないのではないか??とも感じました。

 私には遠い夢の国の出来事としか捉えてませんでしたが、〈焚き火を愛でる〉誘惑に抗えず、だったら薪ストーブを家に付けたい。と、計画しだしたのですが家庭用薪ストーブは中々コストも高く、また薪を継続して使うのもコストが高い様ですし諦めておりました。そんな中、キャンプ用で使う薪ストーブがお手頃で、庭木の処理にも良いではないかと思い購入しました。ところが、姉に煙たいのは近隣に迷惑がかかるとの指摘を受け、家での使用を断念。それでは、致し方ない、キャンプ場へ行くか!!と、相成りました。

デイキャンプで練習する準備

 さて、キャンプ場へ行くとなりましたが頃は11月。近隣のキャンプ場は10月までとか指定の位置以外の火焚きは禁止とか、デイキャンプには遠すぎる、などなど、中々見つかりませんでした。

 ようやく無料のキャンプ場だけど予約出来る場所を見つけ、いざ行こうと思いましたが、やはり一人では心細く、母と家族ぐるみで親しい妹分を誘い、3人でデイキャンプへ行きました。

 デイキャンプなのでテントはいらないし、目当ては薪ストーブの初火入れなので気軽に構えてましたが、You Tubeでキャンプ動画を見ていると急に雨が降るのは山間ではよくある事の様ですし、とりあえず雨よけにタープだけ買うことににしました。しかし、いざ見てみると数も多く、値段もピンからキリまであるし、初めに高いものはいらないかなと3✕3のポリエステルでウラ面シルバーコーティング、ポールも付いてて約3000円の物を買いました。

古法華自然公園キャンプ場でデイキャンプ①東側入口は危険の巻

 当日、妹分とは現地集合で私と母はナビを頼りにキャンプ場へ向かいました。古法華自然公園キャンプ場は随分昔に犬の散歩で行ったくらいで道のりに余り自信はありませんでした。ナビを頼りすぎては騙される。これは、私の持論なのですがこの日は舞い上がっていたので素直にナビの言うがままになり、やってしまいました。古法華自然公園はとても広くハイキングコースや石仏などがあります。私は誤って早目に出て来た入口、東側の入口の古法華石仏と書かれた入口から入ってしまいました。なんと、そこはありえない程の急な坂道で悪路でした。1度止まると二度と発進出来ない程の急な斜面に心臓が飛び出そうになりながらも止まってはいけない!止まってはいけない!と、自分を励ましつつ無口なふたりのデンジャラスなデイキャンプは幕を明けました。

古法華自然公園キャンプ場でデイキャンプ②石仏駐車場からキャンプへは繋がっていた!

 石仏の入口駐車場まで何とか登りつめ、ようやく平らな場所にひと安堵するものの、キャンプはどこ?!え?まさか今の道、降りて行かなきゃいけないの?!と、泣きそうになりつつ案内板を見るとそこから道が続いており、かなりな道のりを通過してキャンプ場まで辿り着きました。

古法華自然公園キャンプ場でデイキャンプ③駐車場からキャンプ場は遠く、荷卸し場はありますが、すぐに車は移動しなければいけません。

 妹分も既にキャンプ場へ着いていたので皆で荷物を降ろしました。 2021年11月、古法華自然公園キャンプ場は駐車場からかなり距離がある場所で管理棟前でしかキャンプは行なえません。荷卸しの指定場所で煮物を降ろすと車はすぐに駐車場へ持って行かなければなりません。数年前までは駐車場付近でもキャンプ出来ていたみたいてすが、マナーの問題からなのかはわかりませんが、現在は使用出来なくなっていました。

古法華自然公園キャンプ場でデイキャンプ④ようやく設営

 ようやく設営までこじつけましたが雲行きが怪しくタープから張る事になりました。しかし、人生初のタープ張り、舐めてました。もちろんYou Tubeで勉強してきましたが、まさかペグがあんなオモチャみたいだとは想像出来ず、引っこ抜けるは、簡単に折り曲がるはと、散々な目に合いました。2時間近く要して何とか低いタープが仕上がりました。隣を見ると母が芋煮の準備、お米の準備は出来とるんじゃぃ!早く薪ストーブに火を付けろ!!と目で訴えているので、直ぐ様火付けにとりかかり、これまた悪戦苦闘で新聞紙をふんだんに使いながらようやく火付る事に成功し、美味しい芋煮と初メスティンご飯を堪能しました。

久しぶりのキャンプで感じたこと

 寒い中、動きまくり、汗だくになりながら熱中するのは久しく経験しておらず、それが逆に新鮮な感じでした。自営業も10年が過ぎ近年は落ち着いて仕事に取り込めていたので、がむしゃらに何かに熱中したり、失敗したり、成功するにはどうすれば良いか?を考えたりするのが楽しかったのです。

 この回ではタープも成功ではなく(¯―¯٥)悔しさが残り、翌週にしっかりしたペグで再チャレンジをして、ようやくタープを建てる事に成功しました。(権現ダム自然公園キャンプ場にて。2022年5月8日をもって閉鎖、山陽道のS.Aへ変わります。)

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